G大阪のジョゼカルロス・セホーン新監督(61)と、元日本代表FWの呂比須ワグナーヘッドコーチ(HC、42)ら新首脳陣が17日夜、大阪空港着の航空機で来日した。

 チームは10年間の長期政権を任せてきた西野前監督と昨季限りで決別し、当初は呂比須HCに監督を任せる方針だった。だが登録上の問題で破談になり、急きょセホーン新監督の就任が決まった。

 日本で指揮を執るのが初めてになるセホーン新監督は「日本に興味があった。G大阪で仕事ができることをうれしく思う。有能なスタッフもいるので、いい結果を出せると思う。遠藤、藤ケ谷らいい選手もいると聞いている」と前向きに語った。

 日本が初出場した98年W杯フランス大会メンバーでもある呂比須HCは「長い間、日本にお世話になった。また日本でのチャンスを与えてくれたことに心から感謝したい。自分の故郷に帰ってきた。ただいまと言いたいです」と笑顔で話した。

 新生G大阪は19日に新体制会見を行い、22日の沖縄・石垣島キャンプから本格始動する。