浦和のFW原口元気(22)が22日、ナビスコ杯準々決勝のC大阪戦(23日、アウェー)のメンバーから外れることが分かった。21日の紅白戦中に、交代を命じられたことに不満げな態度を見せ、クーラーボックスを蹴るなどした。急きょミーティングを行い、練習は途中で打ち切られていた。

 一夜明けた22日の練習前、原口はチームメート、スタッフを前に謝罪。紅白戦は、控え組にも入らず完全別メニューだった。山道守彦強化本部長は「1日たって冷静になり、謝罪するところからスタート。原口は23日の試合には帯同しない」と話した。これ以上のペナルティーを科すことはなく、24日の練習試合には参加する予定。