Jリーグの鬼武健二チェアマン(68)は24日、現状33のJクラブを将来的に40とする方針を明らかにした。Jリーグ将来構想委員会の中間報告を発表したもので、J1の18チームは維持し、現状15チームのJ2を22チームまで増やしていく。来月10日の日本協会理事会で正式決定する。

 最短なら10年シーズンからJクラブは40となり、その後はJFLの拡充を図りながら、J2とJFLの入れ替え(J2下位3チームとJFL上位3チームが自動入れ替え)も行う。これまでなかったJ2からJFLへの降格も実施される。また、J2が18チームになった時点でJ1との入れ替え戦(現状はJ1の16位とJ2の3位)を廃止し、J1下位3チームとJ2上位3チームが自動入れ替えとなる。鬼武チェアマンは「J3については現在、検討していません。昇格条件はさらに厳しくしていきたい」と話した。