チームの危機もサミット流の“エコ調整法”で乗り切る。コンサドーレ札幌は次節の13日、アウェーで千葉と対戦する。下位2チームの生き残りをかけた1戦だが大黒柱のクライトンを出場停止で欠く。代役には今季、ボランチで出場経験のあるMFディビッドソン・純マーカス(25)と鄭容台(30)の2人が有力だ。期待の2人だが開催中の北海道洞爺湖サミット同様に、8日から地球に優しい調整を試みた。
午前の練習を終えた鄭はクラブハウスから扇風機を持って登場した。「場所を取るんでクラブハウスに置いておいたんですけど、暑くなってきたんで家に持って行きます。クーラーのように電気代もかからないし、体も楽だし」と話した。千葉戦を前に体に優しい、夏バテ防止策を施した。一方のディビッドソンは自宅の往復を自転車に切り替えた。トレーニングに加え「ガソリン代もかからないし」と理由を説明した。
中断明けのここ2試合で4得点もすべてクライトンが起点となっている。それだけに責務の大きい代役について三浦監督は「容台、マーカス、(西)大伍のあたりで選ぶ」と言及。ディビッドソンは「危機感を持っているし、(引き分けの)勝ち点1はいらない。勝つだけです」と、こちらは省エネならぬ全力プレーを強調した。【上野耕太郎】




