“不敗神話ゴレンジャー”で5連勝じゃ~!

 コンサドーレ札幌は2日、アウェーで福岡と対戦する。初ゴールの地でもある思い出のレベルファイブスタジアムでの試合に燃えるMF岡本賢明(21)ら、先発メンバーのうち5選手が得点した試合は負けなし。2戦連発を狙う岡本、MFダニルソン(22)、今季初得点を狙うMF藤田征也(21)、チーム得点王FWキリノ(24)、出場停止明けのMF上里一将(23)の攻撃陣5人で福岡を粉砕する。

 札幌の「不敗ファイブ」がレベルファイブスタジアムで爆発する。最も闘志を燃やすのは九州・熊本出身のMF岡本。「友人もたくさん来る。負けたくない」と2戦連発を誓う。今季は鳥栖、熊本の九州遠征帯同も出番なし。今回は先発出場が濃厚。両親も招いているだけに「得点にこだわる」と親孝行弾を狙う。

 MF藤田は07年9月26日の山形戦以来の得点を目指す。前節愛媛戦は再三チャンスをつくったがシュートゼロ。攻撃陣6選手中ただ1人ゴールがなく「そろそろ点を取らないと」と危機感もある。得点した7試合全勝という不敗レンジャー一の“強運弾”でチームを勢いづかせる。

 愛媛戦で初ゴールを決めたMFダニルソンは2戦連続の野獣弾でチームを5連勝に導く。この日の紅白戦では石崎監督から「中途半端なところで止まるな」と守備のキーマンとして細かい指示を受けた。中盤の底でボール奪い左足から放たれる球威抜群のシュートがチームの武器になる。

 出場停止明けの上里も黙っていない。4連勝には貢献できなかったが「1試合休んだ分、みんな以上に頑張らないと」と闘志十分。3月29日の岡山戦では左足で弾丸ミドルを決めたが、追いつかれ引き分けに終わった。精度の高いFKを武器に戦列復帰弾を奪う。

 とどめはチーム得点王キリノだ。今季得点した4試合3勝1分けと浮上に最も貢献してきた。「どんな形でも得点することが自分の役目」と、試合を決める覚悟だ。

 FW、サイドハーフ、ボランチと、相手にとらえどころを絞り込ませない札幌の攻撃陣。チームの核、クライトンを囲む「不敗5人衆」が、神話継続に挑む。【永野高輔】