J2札幌のFW宮沢裕樹(20)が、9日の東京V戦で自身初のハットトリックを狙う。5日の前節福岡戦ではプロ初の2発で厚別連勝に貢献。石崎監督は好調な背番11のキープ力、シュート力を生かすためシステム変更を試み、4-1-4-1のトップ下での起用を決めた。FWの背後に控える若き大砲が、未体験の1戦3発で試合を決める。
福岡戦で19試合ぶりに目覚めた宮沢が、今度は大記録達成を誓った。「ハットトリック?
頑張って決めてみたいですね」。東京V戦で決めれば、J2では01年高松(大分)の19歳10カ月13日に次ぐ20歳1カ月12日でのスピード達成。札幌選手としては06年フッキ以降、2シーズン封印されてきたストライカーの勲章に挑戦する。
システム変更でチャンスは倍増する。石崎監督は、8日の紅白戦でキリノを1トップに、宮沢と西を2シャドーにした新布陣をテスト。今季は主にボランチでの起用が多かったが「(宮沢)裕樹はボランチより前に置いた方が攻撃意識が高まる」と、1・5列目に上げて、得点能力を最大限に生かす。
「精いっぱいゴール前に顔を出すことを心がけたい」と宮沢。2戦連続先発が濃厚な18歳古田との平成テクニシャンコンビで、今季2度目の連勝を引き寄せる。【永野高輔】




