札幌石崎監督がシステム修正に着手
コンサドーレ札幌の石崎信弘監督(51)が、来季へ向け、システム修正に着手する。今季終盤は原則FWキリノ(24)の1トップに上里、宮沢らを2列目に置く、4ー1ー4ー1システムを採用してきた。だがキリノの速さを生かすため、前線でボールがおさまる選手と組ませる1トップ1トップ下、もしくは2トップへの移行が適していると判断。監督として500戦目の節目となる22日のアウェー岐阜戦ではまず1トップ1トップ下で、攻撃陣の再構築を図っていく。
石崎監督が来季へ向け、システムをてこ入れする。続投決定後初戦となる今日の岐阜戦を前に「キリノの武器はポストよりも速さ。来季もチームに残せるのならば、1トップ2シャドーは難しい。システム変更する必要がある」。10年モデルへ向けた布陣変更を、早くもスタートさせる方向性を示した。
チーム最多18得点を挙げるキリノのプレースタイルを、最大限に生かせる布陣にシフトチェンジする。FW宮沢が出場停止のため、前節に続きボールが収められるハファエル1人をトップ下に起用する。7月のクライトン退団後、キリノが1トップ、後ろに2人のトップ下を置く布陣をベースとしてきた。だがこれからは違う。キリノのポストプレーの負担を減らし、純粋にDFの裏に飛び出せる形へと修正する。
今季は核となるポストプレーヤーが不在のため、石崎監督はキリノに対し、地道にくさびへの入り方、ボールの受け方を指導するなど“矯正”してきた。しかしスピードを生かした突破力を武器とするタイプだけに、一変させることは難しかった。そのため指揮官は「無理に教えるよりポストのできるFWと組ませた方が(キリノが)生きる」と、既に前線で体を張れるFWの獲得を強化部にもリクエストと、来季に目を向けている。
監督として通算500試合目となる節目の一戦。今季2戦とも勝っている相性のいい相手だが「天皇杯8強でもあるし油断はできない」と気を引き締めた。プチモデルチェンジでクラブのアウェー通算100勝を挙げ、来季へつながる一歩とする。【永野高輔】
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[2009年11月22日11時11分 紙面から]
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