今季限りで磐田を退団するFW中山雅史(42)の移籍先最有力のJ2札幌が、「スーパーサブ」として中山を起用する方針であることが10日、分かった。J1で157得点を挙げた決定力と、ここ一番での勝負強さを高く評価した上で、42歳という年齢でもチームで存分に力を発揮できるように考慮した。札幌関係者は「あの高い集中力があれば短時間でもゴールを奪える」と期待した。
現在、J2の横浜FCや熊本、さらにJFLのクラブなどが中山にオファーを出している。全国区の人気と知名度は営業面での効果も高い。しかし、早い段階から中山を貴重な戦力としてリストアップしている札幌は、試合での起用を第一に考えている。中山サイドも「高い評価を頂いた」と、前向きに交渉をすすめている。
中山はこの日、大阪市内でクラブから戦力外通告を受けた選手を対象にしたJリーグのトライアウトに参加。15分ハーフのゲームではシュートこそなかったが、何度もDFの裏に抜け出す動きを見せた。「ピッチに立つのもベンチに入るのも、競争はつきもの。そこに挑戦していく。移籍はあまり長引かせてもと思う」と話し、近く最終決断することになりそうだ。



