G大阪が、J2愛媛のブラジル人FWドド(19)獲得に動いていることが20日、分かった。Jリーグ関係者が「将来的な可能性を見込んで、ガンバが育成枠で取る考えがあるようだ」と明かした。西野体制9年目の来季、チームは積極的に若返りを進めていく方針。潜在能力が高く、まだ19歳の「助っ人候補」をリストアップした。

 今年8月に愛媛入りしたドドは、17歳でブラジルの古豪ポンチプレッタとプロ契約。グレミオなどにも所属した経験を持つ。今季、愛媛では10月18日C大阪戦で初得点を挙げるなど7試合1得点。身長178センチ、83キロとそれほど高さはないが、速さとパワーを併せ持ち、大化けする可能性は十分にある。新旧融合を目指すG大阪は既に、大分に期限付き移籍中の元日本代表MF家長を復帰させることが濃厚。長期的ビジョンで常勝クラブを作り上げる。