山形期待の新戦力田代が最低でも10発宣言
期待の新戦力が「2ケタ得点」をノルマに課した。J1山形FW田代有三(27)が8日、本格的にチーム始動した雲仙キャンプで「最低でも背番号(10)は取りたい」と宣言。今季の課題=得点不足解消を期待されていることは、把握済みだ。鹿島から移籍したばかりだが、モンテ戦士の特長を早期に把握するため今後、居残りトレを敢行する考えも示した。
王者鹿島で経験を積んだストライカーとして、ゴールを量産してみせる。これまで「決まっているけど、言いません」と目標を明言しなかった田代が、戦術トレを組み込む雲仙キャンプで、ようやく目標を明かした。「2ケタ、背番号は超えないといけないと思います。FWですから、点を取ってこそ評価される」。自身の背番号「10」を、得点数の最低目標に掲げた。
目標達成への道筋が、田代の頭の中にある。「自分は新人。キャンプでアピールしないといけない」と話すように今後、居残りトレでクロスを入れてもらい、各選手の球質を覚えるつもりだ。この日のミニゲームでは、味方と呼吸が合わずにオフサイドを連発。「自分を知ってもらい、ボクも周りを知るために居残りをやろうと思う」と貪欲(どんよく)だ。
1試合シュート0本という、Jリーグ史上初の屈辱となった09年11月8日の鹿島戦。当時鹿島ベンチで田代は「山形で出たかった」と、鹿島攻略法を考えていたことを笑顔で明かした。チームへの合流前に、元同僚のDF石川から、攻撃力不足という課題も聞かされている。「期待の大きさを感じるし、それに応えるように頑張ります」と、背番号10が表情を引き締めた。【山崎安昭】
[2010年2月9日11時5分 紙面から]
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