コンサドーレ札幌DF石川直樹(24)が、11日のホーム柏戦に強行出場する。左腓骨(ひこつ)の強い打撲の影響でチームの全体練習から離脱していたが、9日に札幌・宮の沢で行った紅白戦で、主力組のセンターバックで復帰した。プレーの合間には苦悶(くもん)の表情を見せ、時折、痛めている左足を引きずる場面こそあったが、不安を感じさせる動きは出なかった。見守った石崎監督は「問題なかった」とゴーサインを出した。
前節岐阜戦で負傷してから5日、当然、状態は良くない。「動いたり、衝撃や振動があるとまだ痛い」と漏らすように、かかる負担は大きい。ただプロ生活をスタートさせ、昨季途中まで5年以上プレーした柏との対戦だけに、どうしてもピッチに立ちたかった。痛み止めの注射や薬を使って出場する。
石崎監督からは「気持ちを強く持てば大丈夫」と言葉を受けた。90分のプレーは難しいかもしれない。「本当にダメだったら、サブにも選手がいる」と、状態次第では試合途中で退く構えも見せながらも「ただ出るからには90分やるつもり」と本音を口にした。投薬以外にも自宅でのアイシングなど、やれることはすべてやり、本番に臨む。
自身がケガした岐阜戦は0-3の完敗。5試合を終え勝ち点7と苦しむ現況に、主将として柏戦の重要度は理解している。「出るからには、今まで通り以上のプレーをして勝たないと」。指揮官の言葉通り、気持ちを強くし、勝ち点3取りに挑む。【砂田秀人】



