<J1:鹿島0-0広島>◇第7節◇18日◇カシマ

 広島GK西川周作(23)が敵地で王者鹿島を完封し、W杯メンバー入りへ存在感を示した。終了間際の後半47分、鹿島FW興梠の至近距離からのシュートを右手の指先でかき出す美技を披露。「なんとか触れました。ゼロで抑えられたのは大きい」。リーグ戦今季初完封にホッとした表情を浮かべた。

 DF岩政、イ・ジョンスを擁する鹿島のセットプレーにも確実に対応しただけでなく、持ち味のパントキックのフィードで何度も好機を演出。「理想はGKからのアシスト。もっと精度を上げたい」。代表GK楢崎、川島をしのぐキックで鹿島守備陣を苦しめた。

 現在、代表では第3GK。耐える時間が続くが「試合に出られない分、練習をしっかりやる。雰囲気づくりとか、貢献できることはある。まずは広島で結果を残し続け、(代表での)チャンスを待ちたい」。若きGKが来るべき日のために、今はゼロという結果を積み重ねる。