コンサドーレ札幌は4日、札幌ドームサブグラウンドで北海道教大岩見沢と練習試合を行い、トップ下で出場したMF岡本賢明(22)の2ゴールで2-0と勝利した。岡本はリーグ中断後の練習試合は3戦連発。この日は志願して今季初めて90分フル出場するなど定位置取りをアピールした。

 後半30分過ぎ、石崎監督の「疲れたじゃろ?

 代えようか?」という“誘惑”にも岡本は「いや!

 大丈夫です」と出場を志願した。前半6分に先制弾。後半11分には得意のドリブルを生かし左サイドから2点目も挙げた。中断期間3戦4発と結果を出しながら、90分間走り続けることにこだわった。

 満足できない理由があった。今季は5試合に先発もフル出場はゼロ。5月9日の北九州戦は前半37分で交代させられるなど前半だけの途中交代が2度あった。「90分間コンスタントにプレーできないのが課題」と石崎監督が指摘するように、前後半の運動量のギャップが信頼を勝ち取れない原因の1つだった。

 この日の試合後も指揮官は「いいときはいいが残り15分は何もしてない」と合格点は与えなかった。岡本も「きょうはゴールを決めただけ。それ以外は全然」と笑顔はなかった。リーグ再開後のキーマンになるためには、ひたむきに走りボールを追い続けるしかない。【永野高輔】