モンテディオの指揮官が思わぬ形で、勝利のカギをゲット!?

 24日に50歳の誕生日を迎える山形小林伸二監督が23日、組織的にプレーするための声掛け=コーチングの重要性を再認識した。この日、報道陣が用意したバースデーケーキを手に入れるため、スイカ割り(全国に誇る地元の尾花沢産を使用)に挑戦。練習見学した約20人のファンが誘導し、大成功した。

 目が回りフラフラしながら、サポーターの「右!右!」「ちょっと後ろ」という声で、目標に近づく同監督。サポーターに交じり、FW田代が発するウソの誘導にも負けず、スイカをバッサリ。

 小林監督

 ウッヒャー!

 皆さん本当にありがとう。コーチングってやっぱり大切やね。選手をしっかりコーチングして(28日の)広島戦、頑張ります。

 4連勝を達成し誕生日を迎えたかった。前日22日の神戸戦は無得点で引き分け、同監督もイライラを募らせていたが、スイカをまっ二つに割りリフレッシュに成功した。「50歳になるのに、何をやらせんのよ」(同監督)と口をとがらせていたが、勝利のヒントまで手に入れて満面の笑みでスイカをがぶり。「広島食い」と上位進出を、青空に誓った。【山崎安昭】