代表入りへラストスパート。U-19日本代表に帯同していたコンサドーレ札幌MF古田寛幸(19)が、25日の練習からチームに合流した。同代表のSBS杯国際ユース大会全3試合に先発出場しチームの全勝優勝にも貢献。9月末に発表されるU-19アジア選手権(10月3日開幕、中国)代表入りに向け、今度は札幌でのアピールに全力を注ぐ。
24日は静岡での試合をこなし1人で空路、北海道へ移動。札幌の寮に着いたのは25日0時を過ぎていた。それでも数時間の睡眠で疲れを取ると、午前9時半からは札幌・宮の沢のグラウンドで躍動した。11対11の戦術練習では主力組の右サイドハーフに入りチャンスメーク。右サイドバック藤田との連係から鋭いクロスを送り込むなどフル回転した。
今回のSBS杯は古田にとって10月の同選手権に向けた事実上、最後のアピールの場だった。初戦のU-19スペイン代表戦では左クロスでチームの2点目をアシストするなど勝利に貢献。「やれることは精いっぱいやった」と振り返った。敬愛するメッシを育てたスペインの同世代との初対戦も刺激になった。「パス回しの速さは見たことのないもの。正直、差は感じた。でも体格は日本人に近いし、努力すればやれないことはない」と自らへの“手土産”も持ち帰った。
同代表の布啓一郎監督(49)からは大会後「勝つという結果も大事」と言われたという。同監督の目をくぎ付けにさせるためにも、今後は札幌で結果を出すことも重要になる。「リーグ戦も残り少ない。苦しい中でもチームとして勝ち続けることでアピールできれば」。古田が代表とチーム、双方での目標達成に全力を傾けていく。【永野高輔】



