コンサドーレ札幌は24日、アウェーで富山と対戦する。引き分け以下の場合、福岡-北九州戦の結果次第で昇格の可能性が消滅。そんながけっぷちの一戦に、30試合連続でベンチ入りするFW中山雅史(43)は「最後まであがく」と明言。チームを鼓舞し、5戦ぶりの白星を呼び込む。
最後まで死力を尽くす。札幌ドームサブグラウンドで行われた23日の直前調整で、中山は全体メニュー終了後も18歳三上、17歳荒野らと交じってシュート練習。終戦の可能性もあるが「厳しい状況ではあるけど、可能性がある限り一生懸命やっていかないと」と闘志を見せた。
97年11月のW杯フランス大会アジア最終予選では、第3代表決定戦で先制点を決め「ジョホールバルの歓喜」を演出した。98年の本大会1次リーグ最終ジャマイカ戦では、無得点敗退の危機も体を張ったゴールで阻止。日本人W杯初得点を記録するなど、追い詰められても屈しない鬼の気迫が札幌の終戦を食い止める。
「勝ち点3を取りチームを活気づけたい。いい形はできている。それを続けていくことが自分たちの力になる」。残り8戦、しぶとく悪あがきし、かすかな望みをつなぐ。【永野高輔】



