来季トップ昇格するコンサドーレ札幌U-18の三上陽輔(18)が、グアム1次キャンプから帯同することが20日、決まった。通学する札幌新川高とは調整済みで、体づくりから徹底したプロ化を図る。今季高校2年でJデビューした荒野拓馬(17)も、熊本2次キャンプからの帯同が決定。来季は23人前後の史上最少人員での開幕が濃厚だけに、若い戦力を早い時期から融合させ底上げしていく。
札幌の“学ランコンビ”が、来季は開幕前からトップチームの一員として帯同していく。この日の横浜FC戦は三上が左MFとして先発出場し、荒野も今季2度目のベンチ入りを果たした。クラブ関係者は2人のキャンプ帯同について「三上はグアムから、荒野も春(2次)のキャンプぐらいから参加できるように調整していく」と話した。
高校在学中の三上、荒野にとって懸案事項だったキャンプ帯同が可能となった。特に三上については、通学中の札幌新川高がプロ入りに理解を示しており、学校行事による一時帰国などの調整はあるが、原則、始動から帯同する。既に主力メンバーとして今季7試合1得点と活躍している18歳。来季はチームの土台づくりからトップチームに融合される。
09年の古田の場合、高校の定期試験があり、2月の熊本2次キャンプからの合流だった。体づくりが中心となる1次キャンプに参加できなかった同年は、筋力不足という課題を残した。グアムから参加した今季はフィジカル面でも成長し、攻撃の核に成長。三上も肉体強化から参加することで、ワンランク上の選手への進化を目指す。
来季は三上、荒野らだけでなく、2種選手登録を大幅に拡大することも検討。三上大勝強化部長(39)は「来年以降、学年を問わず、いいパフォーマンスの選手がいればどんどん登録していきたい」と積極的な方針を打ち出している。特に来季の高2世代はU-16代表に選ばれているMF神田夢実、DF堀米悠斗(ともに16)、MF深井一希(15)と有望株がそろう。今季、高校2年生での登録は荒野だけだったが、年齢問わず抜てきされる可能性が高い。
11年トップチームはクラブ史上最少の23人前後の編成となることが濃厚。ユースの若い戦力を適所に絡めながら、厳しいシーズンを乗り越えていく。




