来季J1に復帰する甲府の次期監督に、前神戸監督の三浦俊也氏(47)が就任することが12日、分かった。近日中に正式に発表される。金銭面での交渉は残っているが、三浦氏はこの日、クラブ施設を訪れ、スタッフともあいさつを交わしたという。内田前監督はコーチとして補佐する。甲府は大分のポポビッチ元監督も候補に挙げていたが、予算面で折り合わず断念。

 前回昇格時は攻撃サッカーを貫き2年目で降格したこともあり、来季は守備を重視する。今季J2ではトップタイの71得点ながら40失点は7位。海野社長が「いいお手本」と話す山形のような堅守速攻のチームづくりに取り組む。