コンサドーレ札幌の古辺考功コーチ(40)が激怒した。25日のグアムキャンプは体脂肪率測定と1000メートル6セットのインターバル走を行ったが、数値の悪さに苦言を呈した。「体脂肪(率が)2ケタが半分以上。そんなJクラブ聞いた事がない。寒いから脂肪がつく?

 そんなの言い訳にならない」。インターバル走後の心拍数についても「能力?

 低いですね」と一蹴した。特に期待の大きな若手選手の名前を挙げ「岩沼、横野、上原、櫛引はもっとできる。もっといい数値を出せる」と奮起をうながした。

 20日に行ったランニング後の血中乳酸濃度測定では「柏とも遜色ない。まずまず」と手応えを示していたが、今度は体脂肪率の高さと心肺機能の弱さが明るみに出た。「これからたたき直さないと」。体脂肪率が高い選手を中心に今後3カ月間、練習後15分間のオプションランニングが課されることになった。