家電量販店を展開する株式会社ノジマは12日、なでしこリーグ入りを目指す女子サッカーチームを設立することを発表した。本拠地は本社もある神奈川県内になる予定。前東京電力マリーゼ監督の菅野将晃氏(51)がアドバイザリースタッフに就任し、チームづくりに着手している。

 既に相模原市内には約2万平方メートルの土地を確保。人工芝の練習場とクラブハウスなどの環境整備を進めており、将来的には宿泊施設も建設される予定だ。基本的に選手は社員契約で午前に仕事、午後から練習というなでしこリーグでは恵まれた待遇を受けられる。

 選手集めや監督、コーチの人選に動いている菅野氏は「会社には神奈川のスポーツを応援しようというコンセプトがある。やるからにはトップを目指せと言われている。周辺のチームと協力してやりたい」と明言。12月28日にはセレクションを実施。来年2月にはチームを始動させる計画だ。