<プレナスなでしこリーグ:日テレ2-0吉備国際大>◇第1節◇23日◇味スタ西

 今春から大学生の日テレFW田中美南(18)が、早くもオトナのプレーを見せた。前半37分。ワンツーで右サイドを抜け出すと「今までだったら自分でシュートを打っていた」というタイミングで逆サイドのFW木龍にパス。先制点をアシストした。今月15日まで、初選出されたなでしこジャパンの一員としてアルガルベ杯に参加。ドイツ戦で初出場初ゴールを決めるなど、屈強な相手に経験を積んできた。それが吉備国際大戦でも生きた。

 「ドイツの選手は体も強いし、こぼれ球へのリーチも長い」。それに比べれば、年齢も体格も上の大学生も問題なかった。前半30分すぎには左クロスに飛び込み、競り合った相手DFがポストに激突。田中は「びっくりして、めっちゃ謝りました。でも血とか出てなくて安心しました」とホッとした表情を見せた。寺谷監督は「時差ぼけや疲れで、まだなでしこで得たものは見えてこない。これからです」。厳しい言葉は期待の裏返しだ。【千葉修宏】