北海道の2大プロアスリートが東日本大震災被災地の復興支援を呼びかける。コンサドーレ札幌のFW中山雅史(43)が1日、札幌ドームで日本ハム稲葉篤紀外野手(38)と被災地への支援メッセージ映像を撮影した。放送は北海道エリア限定で来週にも各テレビ局で放送される。札幌と日本ハムの選手がテレビで共演するのは初。両チームを代表するベテランコンビが、道民の思いを集約し、復興支援を後押しする。
サッカー界の鉄人と日本ハムの主将がタッグを組み支援を呼び掛けた。札幌ドームで行われた撮影は約30分。中山は稲葉とがっちりと手を組むと「ともに始めよう北海道からニッポンの未来へ」と声をそろえた。中山1人のシーンでは「小さなことでもチームでやれば大きくなる。力をひとつに」と訴えた。額に軽く汗をかきながら、ひとつひとつの言葉に心をこめた。
稲葉との初共演に「北海道の2チーム。これを機に支援の輪がもっと大きくなってくれれば」と話した。04年の日本ハム移転後、両チームの選手がCMなどで共演したことはなかった。今回は営利目的のCMではないが震災からの復興支援という大命題の元、道内2大スポーツが歴史的融合を果たした。それだけに「今後もお互い刺激しあい活性化できれば」と機会を見て協力しあっていく構えだ。
「この事実を忘れないように。そしてみんなの(支援の)思いが継続していくように」。19日の札幌市内での募金活動では道民の思いを肌で感じた。3日にはチャリティーマッチも控える。今やれることは何か。プロ選手としての使命をゴンがひたむきに表現していく。【永野高輔】



