J2札幌のDF岩沼俊介(22)が、23日の再開初戦湘南戦(午後4時、札幌ドーム)へ向け“佑ちゃんパワー”を注入する。日本ハム斎藤佑樹投手とは同郷群馬出身で同い年。札幌宮の沢での14日の練習後、斎藤が初先発する17日のロッテ戦(札幌ドーム)を観戦するプランを提案。同じ北海道で活躍するスターの勇姿を見て、自身もリスタートへ向け気持ちを高めていく。

 不動の左サイドバックが佑ちゃん生観戦で総仕上げに入る。「斎藤選手が投げる17日の試合は何とか見たい。同級生が頑張る姿は自分にも刺激になるので」。この日の戦術練習では主力組左サイドバックに入り、安定した守備と正確な左クロスでチャンスメーク。肉体のコンディションは万全だ。斎藤が登板する17日は、リーグ再開まで約1週間前。ここでリラックスも含めた心のエネルギー充電を図る心づもりだ。

 札幌はリーグ中断中にJクラブとの練習試合を組めなかった。それだけに緊張感たっぷりの佑ちゃん初登板試合は、23日のホーム開幕湘南戦に向けた貴重なイメージトレーニングにもなる。他競技ながら大観衆の中で同郷同学年の選手が力投する姿や、札幌ドームの緊迫感などから吸収するものは多いはずだ。

 札幌は17日は練習試合翌日とあり、午前9時半から軽い疲労回復メニューを行う程度。日本ハムの試合は午後1時開始だけに「間に合いますね。これからチケットを手に入れたい」。高校時代に共通の友人がいたが一度も会ったことがない。念願の“初対面”も果たせるかも。【永野高輔】