チーム得点王が再浮上弾を決める。徳島ミニ合宿中のJ2札幌は24日、鳴門総合運動公園球技場で戦術練習などを行った。現在チームトップの7得点を挙げているFW内村圭宏(27)は主力組でプレー。26日の徳島戦(鳴門大塚)は5試合連続の先発出場が濃厚だ。内村が不発だった最近3試合はチームも3連敗。次節でJリーグ200試合迎える得点源の復活弾で沈滞ムードを振り払う。
指揮官の厳しいダメだしが、期待の裏返しだ。「ウッチー!
その入り方では遅い。受けたら迷わずゴール前に入っていかんと」。22日の鳥取戦まで3試合で、チーム最多のシュート7本を放ちながらゴールを割れなかった。もどかしさは内村自身が一番感じている。「自分の中で頭をすっきりさせて、次はしっかり点を取りたい」。2日の横浜FC戦以来4試合ぶりの1発で勢いを呼び戻す。
節目を転機にする。徳島戦でJリーグ200試合の大台に到達する。「流れを変えるチャンス。今は悪い流れだが、これを乗り越えれば逆に開けるはず」。今季は7月16日の水戸戦でクラブのJリーグ通算700号、8月17日の千葉戦では2得点で札幌ドーム100戦目を飾った。節目男が今度は自身のメモリアルを飾りにいく。
鳥取戦後に宿舎で行われた選手間ミーティングでは主将河合から直々に意見を求められた。それは攻撃の軸として期待を背負っているからこそ。「これまでも内容が悪い中、ぎりぎりで勝ってきた。残り7試合、どう勝ち運を呼び込むか」。24日ぶり内村お目覚め弾で、土俵際でうっちゃる札幌らしさを取り戻す。【永野高輔】



