神戸の元日本代表FW大久保嘉人(29)を巡り、争奪戦が繰り広げられていることが2日、分かった。

 引き留めを願う神戸も、契約延長の提示を済ませた。だが、関係者は「大久保本人は神戸に残りたい気持ちがすごく強い。その一方で(神戸との)話し合いは、あまりうまく運んでいないのも事実のようです」と明かした。当初、神戸側が提示した契約が単年で、条件面もエースに対する評価ではなかったという。今後の神戸との交渉が物別れに終われば、年内にも退団が決まる可能性もある。