鉄は熱いうちに打て!

 札幌は25日、札幌・宮の沢で1時間半の調整を行った。石崎信弘監督(54)は、練習前に1-2で逆転負けした前日24日の浦和戦DVDを使って緊急ミーティングを実施した。

 試合翌日は本来、軽めの疲労回復メニューで終わるが、この日はスタート前の約1時間を敗因究明に費やした。前日の試合後、石崎監督が深夜までかけDVDを編集。「選手の頭に印象が残っている方がいいじゃろ」と言えば、主将の河合も「オフ空けに持ち越さず、課題を見直せて良かった」と歓迎した。

 4月4日にナビスコ杯横浜戦(ニッパ球)があるため、明日27日から柏戦(4月7日、札幌ドーム)翌日の8日まで13日間、無休で練習する。31日の次戦清水戦(アウスタ)まで中6日。連休をはさめるタイミングだったが、石崎監督は「ここで鍛えんと。負けてるのに休む暇はない」と、徹底して追い込む方針だ。敗戦の悔しさを糧に、初勝利を目指す。