4月4日のACL・北京国安戦(北京)で左太もも裏を負傷した東京DF加賀健一(28)が、今月20日の鳥栖戦(味スタ)にも実戦復帰する可能性が出てきた。これまで別メニュー調整を続けていたが、10日、都内練習場で全体練習に部分的に合流。ポポビッチ監督は「あれだけ動けているし、いいと思う。この試合(12日、札幌戦)が終わって競争に加わる」と説明した。

 加賀は慎重ながらも復帰メドに「出来るだけ早くということ。再発したら意味がないんで」と話した。離脱中にはチャン・ヒョンスや椋原が活躍。「(競争が)当たり前だし、そこで結果を出した選手が使われる。自分も結果を出したい。1カ月以上休んでいるし、疲れもない」とあらためてポジションを奪いにいく姿勢を見せた。加賀の復帰で東京の層がさらに厚くなる。