磐田は14日、次節神戸戦に向けて完全非公開で調整した。日本代表メンバーとしてW杯アジア最終予選を戦ったFW前田遼一(30)とDF駒野友一(30)、韓国代表DFチョ・ビョングク(30)がチームに合流。他の選手と同じメニューを全てこなした3人に対し、森下仁志監督(39)は「みんなすごく元気だった。(ベンチ入り以上は)可能ですね」と起用を示唆した。

 チームは現在、リーグ3位。次戦で勝利すれば首位に立つ可能性もある。代表組3人は強行日程となるが、クラブにとっては欠かせない存在だ。リーグ3戦連発中で代表戦でも2ゴールを挙げた前田は、帰国後「まずは疲れをとって、次の試合に準備していきたい」と話していた。13日まで体調不良で練習を欠席していたMF松浦も復帰。ベストメンバーで神戸を迎え撃つ準備はできている。【神谷亮磨】