靴擦れ離脱の汚名返上だ!

 札幌の新ブラジル人FWテレ(22)が21日、札幌・宮の沢での紅白戦で1得点を挙げるなどアピールを開始した。全体練習に合流した前日20日は、靴擦れの痛みに耐えかね途中離脱したが、この日は、つま先の痛みを和らげるためテーピングなどでガード。「靴擦れはもう問題ないさ。ここから少しずつチームにフィットしていきたい」と意気込んだ。

 徐々に見えてきた新FWの実力。石崎監督は「今回は当たりの強さや、守備意識の高さも分かった。次はもっと特長を見せてほしい」と要求した。シューズに関しては前日20日の練習後、クラブスタッフが新モデルを発注。オフ明け23日にも届く予定で「足に合うものがあればもっといいプレーが出せる。まだ時差ぼけで眠いが、状態が良くなれば100%出せる」と自信を見せた。