札幌の野々村芳和顧問(40)が20日、札幌・宮の沢のクラブハウスで約30分間、選手、スタッフを集め「北海道に愛されるクラブになるために」と題し講義を行った。トップが始動前に講義をすることも、報道陣に公開するのもクラブ史上初。次期社長として「どんな手を使ってもメディアに出てほしい。日本ハムとコンサドーレの決定的な違いは露出度。ピッチ上も大事だが、そういうことも意識してほしい」とゲキを飛ばした。徹底したメディア戦略は新体制の柱の1つ。DF日高は「代表となる人が直接、熱く話してくれるので、クラブが変わっていくのを感じた。僕らも変わらないと」と気を引き締めた。