J2札幌MF岡本賢明(24)が22日、自身初の2年連続開幕先発に向け「気遣いドリブラー」への転身を掲げた。この日、熊本・大津運動公園での練習後、名塚善寛コーチ(44)から、ドリブル中に周りを見る意識を高めるようアドバイスを受けた。同期岩沼の移籍で、生え抜き最古参の7年目。サイドハーフは古田、神田ら若手が実戦で結果を出しているが、こちらは経験と思考をフル活用した“いぶし銀プレー”で開幕切符を奪取する。
MOVE(動く)&THINK(考える)-。目指すは、岡本から「おかMOT(もっと)」への進化だ。この日の2対2では、得意のドリブルで2人かわしてゴールを決めるも、同コーチから厳しく指摘された。「時間かけすぎ。あれじゃ、DFが戻る。ドリブルで動いている間に他のことを考えられるはず」。個で打開する間も、周りに目配せできる大人のMFへとステップアップを図る。
昨年9月に第1子の小夏ちゃんが誕生し、パパとして初の開幕を迎える。15日の練習後には熊本の実家に帰省し、抱っこしてリフレッシュした。「父親として本当に今年はやらないと。若手のフレッシュさより、僕は気の利いたプレーでアピールする」。明日24日の練習試合・福岡戦は、もっともっと考えて、老練なドリブルに磨きをかける。【永野高輔】



