奈良が定位置を固めにいく。札幌は23日、熊本・大津町運動公園で戦術練習などを行い、2年目DF奈良竜樹(19)が主力組に入った。今日24日の福岡との練習試合は先発出場が濃厚。開幕前最後となるJクラブ相手の実戦で結果を出し、ルーキーイヤーだった昨季に続く、2年連続の開幕先発の座をゲットする。
事実上の開幕シミュレーションとなる一戦に向け奈良は「ラインをそろえて、前線からDFまでをコンパクトに保てるよう意識してやりたい」と意気込んだ。熊本合宿の5戦すべて主力組センターバックに入り、Jクラブ相手には3戦1失点と上々。最後は当然、完封で締めにいく。
開幕に集中できる環境が整った。早大人間科学部eスクール(通信教育課程)在籍中も、1年目の履修科目のリポートを、合宿初日の4日にすべて提出し終えた。「今はサッカーのことだけ考えられる。落ち着いた」。4月に2年目の選択科目を選ぶまで学業はひと休みし、本業に専念する。
この日の練習後はコンビを組む櫛引と2人で北原コーチから、ステップと体の向きについて10分ほど、指摘を受けた。「個人として課題はまだある。日々改善していきたい」。昨季はJ1ワースト88失点と苦い経験をした。まずは開幕切符をつかみ、雪辱のシーズンに踏み出す。【永野高輔】



