J2札幌は22日、札幌宮の沢で紅白戦を行い、新人MF深井一希(18)が主力ボランチに入った。明日24日の次節福岡戦(午後2時、レベルファイブスタジアム)では、2戦連続の先発が濃厚。福岡戦後はU-18代表合宿のためチームを離れるが、その前に18歳13日でのクラブ最年少ゴールを宣言した。3連敗と不調のチームをルーキーのミドル砲でもり立てる。
“1発回答”でレギュラーの座を固める。この日はライバルの上里が体調不良で別メニュー調整。深井は主力組の中盤に入ると、的確な位置取りでボールを奪い、攻撃の起点もつくった。デビュー戦の松本戦は前半15分に、約30メートルのミドルシュートがバーを直撃。連続先発濃厚な福岡戦に向け「1発決まれば有利になる。今度は精度を高めて決めたい。点を取って、いい形で代表合宿にいきたい」とプロ1号を目標に掲げた。
財前監督の信頼も日増しに高まっている。「相手の逆を取ってパスを出しているから、もらう側がはめられることがない。ボールが集まるのも、周りが信頼している証拠」。松本戦は後半27分に交代と、運動量に課題が残ったが、スペースを見つけて、味方のボールを受ける動き、出し手への配慮など、新人離れした冷静なプレーが武器だ。
世代屈指のボランチの本領はこれからだ。「松本は引いてくれたからボールをさばけた。福岡のように前から来られたときにどれだけできるかで力が試される。しっかり運動量を上げて結果を出す」。日々進化する18歳の弾丸弾で、4戦ぶり勝ち点3を引き寄せる。【永野高輔】



