<J1:柏2-1鹿島>◇第16節◇13日◇国立

 東アジア杯で日本代表入りを狙う鹿島FW大迫勇也(23)は、何度も柏ゴールに迫ったが無得点に終わった。前半42分、MF遠藤の右クロスを中央で競り、FWダビの得点を演出。キックオフの直前にお互いの肩を抱き、勝利を誓い合った“相棒”のゴールをお膳立てした。一方で「まさか」のミスも出た。後半3分、MFジュニーニョの左クロスが右サイドまで流れると、フリーで詰めた大迫がゴールの目の前でシュート。だがわずかに左へそれ、視察に訪れた日本代表のザッケローニ監督の前でアピール弾は生まれなかった。「決めておけば勝てたと思うし、あれは決めないといけない。相手に流れを持っていかれたし、申し訳ない」と肩を落とした。