J2札幌は20日、沖縄合宿をスタートさせた。メンバーはこの日、札幌から沖縄に移動し、午後5時45分から金武町陸上競技場で練習を開始した。夕日が傾き、初日は照明の中でのナイター練習になった。午後6時半から始まる夕食を1時間、遅らせ、ランニングやボール回しなど、初日から1時間15分、汗を流した。

 初日はU-21代表遠征中のMF荒野、DF奈良と、来日が遅れているMFヘナンを除く30人でスタート。財前恵一監督(45)は「ここでどこまで体をつくれるか。しっかり追い込んでほしい。同時に痛みが出たら、すぐに伝えるように」とコンディション報告を徹底するよう選手に伝えた。

 今日21日から午前、午後の2部練習が本格スタートする。オフ前の25日まで、沖縄本島は最高15度から21度で推移する予報。温暖な気候の中でのフィジカル強化に、古辺コーチは「日が沈んでもこれぐらいの気温なら、かなりいい。去年より計算しながら体をつくれる」と手応えを口にした。