J2山形は長崎・雲仙キャンプ4日目の12日、今季初の練習試合を行い、6-1で福岡大に勝利した。45分2本の試合形式の中、故障者を除くフィールドプレーヤー22人全員を起用。今季新加入の守備的MF松岡亮輔(29)が2本目にフル出場し、軽快な動きで開幕スタメンをアピールした。
松岡が、開幕スタメンに照準を合わせた。ダブルボランチの一翼を担って2本目から出場。石崎監督の要求どおりに、高い位置でボールを奪ってチャンスメーク。終盤には右CKからのこぼれ球に反応し、強烈なシュートも放った。5選手が先発ポジションを争う中、石崎監督は「ボランチ全員が前でプレッシャーをかけていい仕事をしてくれた」と評価。松岡は「試合は楽しい。これくらいのボールアプローチを90分間続けられるようにしたい」と開幕を見据えた。
昨季まで神戸、磐田とJ1でプレー。今季、出場機会を求めて山形に完全移籍。J2で初めてプレーする松岡は「オファーを受けて幸せ。カテゴリーは違ってもまだ成長できる」と前向きだ。プロ入り当時は、同じボランチで日本代表でも司令塔役を務める遠藤保仁(34=G大阪)を目標にした。だがプロ8年目の現在は「自分の良さは消すべきでない。プロなので試合に出て自分のプレースタイルを評価してもらわなければ」と守備的役割に徹している。
「まずチームと監督が求める役割をこなす」。その上で「観客が求めるアグレッシブなプレーもしたい」と貪欲だ。古巣の磐田は今季J2に降格。第20節ホームと第41節アウェーで対戦する。松岡は「(アウェー)でブーイングを起こさせる選手になりたい」。さらに「J1に昇格できるように自分の役割を全うしたい。練習からチームが活性化するような動きをしたい」とリーダーシップも発揮するつもりだ。【佐々木雄高】
◆松岡亮輔(まつおか・りょうすけ)1984年(昭59)10月23日生まれ、兵庫県西宮市出身。大阪高ではセレッソ大阪ユースに所属。阪南大では3年連続で関西学生選抜入り。卒業後は07~11年神戸、12~13年磐田に在籍。J1リーグ通算108試合出場で4得点。カップ戦通算21試合、天皇杯通算7試合出場で各1得点。ポジションは守備的MF。背番号7。家族は夫人と長女。173センチ、67キロ。血液型O



