10代のメダリスト誕生に、刺激を受けた。右足首痛のため別メニュー調整を続けていたJ2札幌のDF内山裕貴(18)が、熊本合宿の第2クール2日目となる12日、全体練習に復帰。守備と攻撃に分かれた3対4の練習では、183センチの長身を生かしたディフェンスで相手ボールを奪うなど、今日13日山形との練習試合へ向けてアピールした。

 世界の舞台で輝いた同世代の選手の姿に、思わず見入った。ソチ五輪のスノーボード男子ハーフパイプ(HP)で同い年の平岡が銅、年下の平野が銀に。「出来るんですよね。若い子もいるじゃんって。年齢は言い訳にならないと思いました」。テレビ画面を通じて、勇気をもらった気がした。世代別の代表で中心選手として活躍する有望株のセンターバック。ユースからトップチームに昇格したルーキーの目は、先へ先へと向いている。