J2札幌が17日、バルバリッチ監督(52)に正式に続投オファーを出した。今後はクラブ側と監督サイドで条件の詰めを行い、最終戦の23日磐田戦(札幌ドーム)までの正式決定を目指す。三上大勝GM(43)は「あとは監督や代理人との条件面の調整になる。できれば今シーズンが終わるまでには固めたい」と見通しを明かした。

 バルバリッチ監督本人は受諾に前向きで、続投は決定的。今後は同監督の意向をくみ、来季戦力プランの策定に入る。23日の最終磐田戦は、プレーオフ進出が消滅したが、実質的に来季へ向けたスタートになる。同監督は「選手には、持っているものをすべて出すように伝えた。プレーオフには行けなくなったが、最後のホームゲームでしっかり誇りを持って戦うように」と話した。