浦和MF鈴木啓太(33)が11月30日、不整脈を患っていることを明かした。11月3日の横浜戦は前半のみで交代し、リーグ戦中断期間中の川崎Fとの練習試合でも開始15分で体調不良を訴えていた。そして22日のG大阪戦、29日の鳥栖戦と、ここ2試合は大事をとってベンチ外の処置がとられた。

 日々の練習は紅白戦を含めてフルメニューを消化しているが、6日の最終節・名古屋戦(埼玉ス)のメンバー入りは難しい状況だ。鈴木は「検査も行い、脈が正常ではない不整脈だった。最終的にはチームに貢献できるかどうかということを含めて、この2試合は難しいと判断した」と冷静に話しつつ、「気持ちの部分では今も葛藤がある」と苦しい胸の内も吐露した。来季も浦和との契約が残っており、クラブも治療を全面的にバックアップする。