J2札幌の新加入MFニウド(21)が、Jリーグ2年目での進化を掲げた。28日は沖縄・金武合宿で午前午後のフルメニューを消化。東京V所属だった昨季は24試合で警告12度と、ファウルの多さが目立ったが「1年で日本の審判の基準が分かった。無駄な警告を減らす方法は考えている」。緻密な分析力を生かし、守備の質を上げる構えだ。

 失敗を生かす。昨季の警告12度のうち、反スポーツ行為とラフプレーが10度、異議が2度。ブラジルから初めてJリーグに来たことで、審判の判断基準の違いに戸惑った部分があった。「日本ではブラジルと比べ、すぐに警告を出される。判断が厳しいことも頭に入っている。無駄な抗議も減らし、チームに迷惑をかけないようにしたい」と、対策を練った。

 21歳と若く、クラブは伸びしろも期待しての獲得。同じボランチには、元日本代表のMF稲本がおり「ライバルというより、経験豊富な選手から学ぶという意識の方が強い」と言う。欧州5カ国でプレーした最高の手本を参考に、クリーンなボール奪取技術を磨く。

 ボランチ、右MF、トップ下、右サイドバックとプレーの幅も広い。「警告は減らすが闘争心は失わないように」。自己分析と学習意欲に、ファイティングスピリッツを加え、定位置確保を狙う。【永野高輔】