鹿児島キャンプ中のJ2磐田は3日、Kリーグの強豪FCソウルと鹿児島鴨池陸上補助競技場で練習試合を行い、1-5で敗れた。先月29日に始まった同キャンプは6日目を迎え、疲労が蓄積された中で試合を敢行した。チームは逆転負けを喫したものの、名波浩監督(42)は「内容は悪くなかった」と強調。今季3度目の練習試合でチーム初得点も生まれ、随所で攻撃の形を見せた。
磐田の今季初勝利はお預けとなったが、一定の手応えをつかんだ。現状の主力が出場した1本目は0-0。2本目の19分にFW中村祐輝(27)がPKでチーム初得点を挙げた。その後は相手の反撃を受けて、5失点したが、攻撃ではポストに当たる4本のシュートでゴールを脅かすなど、見せ場は作った。
チームは先月19日の始動からオフは1日のみと、疲労が蓄積されている。鹿児島入り後も連日の2部練習を行い、選手は本来のキレはなかったものの、名波監督は「やろうとしていることは何回かできている。全然いいと思う」と手応えを口にした。川崎Fから今季加入したFW森島康仁(27)も前線で積極的にボールを受けて攻撃陣をけん引。徐々にコンディションが上がってきているようで「今日はよかった。こういう感覚を続けていけば得点できる自信はある」と表情は明るかった。
名波監督はここまでの6日間を「第1クール」と位置付けてチーム作りを進めてきた。今後は「ボールを奪った後の攻撃とか、ポゼッションの練習もやっていく」と明言。チームはより実戦に近いメニューを取り入れ、開幕に向けて本腰を入れていく。【神谷亮磨】



