清水は4日、常葉大浜松と今季初の対外試合となる練習試合(30分×4本)を行い、4-0で勝利した。3本目の3分、今季J2熊本から完全移籍で加入したFW沢田崇(23)が先制点。その後も、ユースから昇格したFW北川航也(18)が2得点を記録するなど、新戦力の活躍で快勝した。チームは、6日から鹿児島でキャンプをスタートする。

 清水期待の新戦力が、初実戦でいきなり結果を残した。まずは、0-0で迎えた3本目の3分。CKのこぼれ球を拾ったFW大前元紀(25)のクロスをDFヤコビッチ(29)が頭でつないだパスに、FW沢田が反応。豪快な右足ボレーで、今季チーム“1号”をネットに突き刺した。

 昨季、熊本で9得点を記録した新ストライカー候補の一撃に、生え抜きの若手も発奮。4本目の3分にはFW北川がスルーパスに抜け出しループシュートで加点。1点を追加した同22分にも、ゴール前の混戦を押し込み、この日2点目を記録した。2人は「最初の試合で点を取れてよかった」と、声をそろえた。

 一方、相手の主力が出場した1、2本目は無得点だった。得点シーン以外では、攻守の連係面で課題を残した。沢田は「判断ミスも多いし、(パスを)受けるタイミングも合わせられない場面が多かった」。北川も「1点目のような動きだしをもっと増やさないと」と、反省も忘れなかった。

 今日5日はオフで、6日からは恒例の鹿児島キャンプが始まる。大榎克己監督(49)が「キャンプでは、戦術的な部分で共通理解を高めていきたい」と話すように、J2磐田など4試合の実戦が予定されている。沢田は「もっと自分の武器であるドリブルやサイド突破を出せるように、連係を高めていきたい」。北川も「結果を残してアピールしていきたい」と意欲的だった。【前田和哉】