国際サッカー連盟(FIFA)は1日、W杯アジア3次予選E組最終戦でバーレーンがインドネシアに10-0で大勝した2月29日の一戦に不自然さがあるとして、調査すると発表した。

 バーレーンが最終予選に進むには、9点以上取っての勝利が一つの条件だった。既に敗退が決まっていたインドネシアは、主力選手の多くが欠場した。突破を争っていたカタールがイランと引き分けて2位を確保したため、バーレーンは3位となって最終予選に進めなかった。

 FIFAによるとバーレーンとインドネシアはそれまで6度対戦し、2勝2分け2敗。「両国の力関係や対戦成績などを考慮して不可解な点があったため、調査を進める」と声明を出した。