ACミランは30日、元ブラジル代表MFカカ(32)との契約を双方合意の下で解消したことをクラブの公式サイトで正式に発表した。

 カカ自身はACミランを退団することを否定していたが、この度ACミランとの契約を解消。かねてから伝えられていた米MLSのオーランドシティへの移籍が濃厚だと見られている。なお、オーランドシティは2015年春からMLSに参戦するため、それまでの間は古巣のサンパウロに期限付き移籍で加入する見込みだ。

 2003年にサンパウロからACミランに加入したカカは、7年間でセリエAを1度、欧州チャンピオンズリーグを1度制覇。また、個人としては2007年にバロンドールを獲得した。2009年からRマドリードに移籍したものの、全盛期のようなパフォーマンスを披露できず、昨年9月に5年ぶりとなるACミラン復帰を果たしていた。【超ワールドサッカー】