イングランドのプリマスが大分MF家長昭博(22)の獲得に乗りだしていることが22日、分かった。家長は10日にわたってプリマスの練習に参加。地元紙ヘラルドによると、首脳陣から高く評価され、スタロック監督が「我々はクラブや代理人ら、かかわっている人全員と話をしている」と話したという。

 プリマスはプレミアリーグ2部に位置するチャンピオンシップで現在13位。将来的なプレミア昇格を目指して、日本人選手獲得を視野に入れている。家長は、G大阪から来年1月末までのレンタルで大分に所属。プリマス側は同様に期限付きで獲得するか、完全移籍を申し込むかを検討中という。ただし、イングランドには労働ビザ発給で代表チームでの実績が必要になり、仮に移籍が実現しても、ビザが下りるかどうかは微妙な状態だ。

 [2008年12月24日8時3分

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