フランス2部に降格したグルノーブルの日本代表MF松井大輔(29)が4日、フランスのレキップ紙のインタビューに応じ、フランス1部への移籍希望を明言した。松井は「1部の強豪チームに移籍できればいい」とした上で「パリ・サンジェルマンやリヨン、ボルドーなどへの移籍」を代理人とともに探っていると明かし、グルノーブルを退団する意向をあらためて明言した。

 当初はスペインのデポルティボ移籍を希望していた松井は渡仏後、5チームほどの移籍先の絞り込みに入った。「5チーム以内に絞った。チャンピオンズリーグとかに出場できるチームに行ければいいなと思います」と話し、ポルトガルの強豪スポルティング・リスボンからもオファーが届き進路先を熟考していた。今後は、あくまでフランス国内での移籍を最優先に、進路を模索する。

 [2010年8月5日7時55分

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