[ 2014年1月22日21時18分 ]公式練習する村上佳菜子（共同）

　フィギュアスケートの４大陸選手権は２２日、台北で開幕した。

　２３日に女子ＳＰに臨む村上佳菜子（１９＝中京大）が右足首痛を再発した。２２日に２度行われた公式練習で「きょうになって痛くなった」と右足を気にするそぶりを見せた。大会前に痛めた右足首に加え、右足親指の付け根も状態が悪化したという。得意の２連続３回転ジャンプを着氷させたが、普段よりも跳ぶ回数を減らして調整した。

　昨年１２月の全日本選手権後に新調した靴が足に合わなかった。もともと不安があった右足首が腫れたが、五輪の滑走順に影響する世界ランキングのポイントを獲得するために出場を決断した。

　２１日の公式練習では痛みを感じさせなかったが「本当言うと（日本で）ゆっくり調整したかった」と漏らしていた。