韓国・仁川で開催されるアジア大会(19日~10月4日)と、アジアパラ大会(10月19日~24日)に、日本代表選手7人を輩出するスズキ浜松ACが16日、静岡・浜松市内で練習を公開。女子やり投げの海老原有希(28)が連覇への意気込みを語った。

 前回の10年広州大会を61メートル56で制し、昨年はその日本記録を62メートル83にまで伸ばし、アジアランク1位で大会に臨む。

 五輪や世界選手権では大会前に、ライバルの名前を挙げる海老原だが、アジアでは「(自己ベストが)62メートル台の選手が2、3人ぐらいいるのは知ってますが、名前までは…」と連覇を自分に課している様子。

 アジア大会は3回目で、初出場の06年ドーハ大会も学生記録を出して銅メダル。「2回とも自己ベストを出しているし、アジア大会の印象は、すごくいい」とプラス思考で連覇に向かう。