アジア大会第3日の21日には競泳、柔道、バドミントンなどが行われる。

 注目は個人6種目、リレーと合わせて最大8種目に出場する萩野公介(20)だ。競技初日には男子200メートル自由形と100メートル背泳ぎに出場。2種目とも午前中に行われた予選を突破した。まずは2種目での金メダルを狙って今夜の決勝に挑む。

 女子100メートル平泳ぎの渡部香生子(17)も午前の予選を突破した。15歳でロンドン五輪に出場した渡部だが、その後はスランプに陥った。しかし今季は4月の日本水泳選手権で100メートルと200メートルの平泳ぎ、200メートル個人メドレーの3冠を獲得。さらに6月のジャパンオープン100メートル平泳ぎでは1分5秒88の日本新をマークし、当時の輝きを取り戻した。今夜の決勝でさらなる記録更新とアジア女王を狙うだ。

 柔道には男子73キロ級の秋山啓之(28)が登場。昨年8月に元バレーボール日本代表の愛さん(旧姓大友)と結婚し、今年6月には長男も誕生した。家族のために大会連覇に挑む。ほかに男子81キロ級に長島啓太(25)女子57キロ級に山本杏(20)女子63キロ級に阿部香菜(26)女子70キロ級に新井千鶴(20)が出場する。

 シンクロナイズドスイミングはチーム競技が始まる。10年ぶりに日本代表のコーチに復帰した井村雅代氏(64)の手腕に期待がかかる。

 バドミントン女子団体は日本が準決勝進出を決めて銅メダル以上が確定した。今日21日は過去10大会で優勝9度の中国と決勝進出をかけて対戦する。【21日の大会放送予定】18時30分~(TBS系列)競泳、柔道など