<アジア大会:陸上>◇第12日◇30日◇韓国・仁川

 男子200メートル予選に、20秒21の日本歴代3位の記録を持つ飯塚翔太(23=ミズノ)が出場。20秒94(追い風1・2メートル)の第4組1着で、10月1日の準決勝に進んだ。

 他選手の走りが見えない大外の第8レーンだったが、構わずスタートからエンジンを吹かし、ラスト50メートルでスピードを落とし、流してフィニッシュした。

 「とりあえず決勝をイメージして、前半の入りから120(メートル)を抜けるまではしっかり走り、そこから余裕が有れば抜いていこうと」と話す理想の走りに「良かった。今年の中では普通に(最後まで)持ったし」と笑いながら振り返った。100メートルを制したフェミセウン・オグノデ(カタール)らとの金メダル争いに期待だ。